ドウモ、桜井です。今回はスハフ42の作り方を解説します。
まずどのご家庭にもある旧客を用意します。タイプは新旧どちらでもいいです。ちなみに新旧のタイプの違いは雨樋が車体に付いているのは新タイプで雨樋が屋根に付いているのが旧タイプです。台車と屋根を外したら写真の赤い線の部分をクラフトノコで切ります。反対側も同じ場所で切って、その切った部分を入れ替えます。入れ替えた後、繋ぎ目にけっこう大きな隙間ができるので、エポキシパテで埋めます。あと硬化前にあらかた削って整形しておくと硬化後の作業が楽なのでおすすめ。硬化後に瞬間接着剤をエポキシパテで埋めた部分に塗り補強します。乾燥後、接着剤で盛り上がった所を240番で削っていき、1000番の紙やすりで仕上げます。車掌室の窓は小さくするために0.5㎜のプラ板を貼り付けます。次に妻面を加工します。まず両方の妻面の下にある出っ張りを彫刻刀やデザインナイフで削り、800番と1000番の紙やすりで削った部分を整えていきます。加工した側の妻面の右側に0.5㎜プラ板をサイズに合わせて切り出し、貼り付けて窓と梯子を再現します。実車の写真を見ながらちょうどいい場所に1㎜のピンバイスで穴を開け、テールライトを再現します。次に傷凹みがある部分にラッカーパテを盛り、240番の紙やすりで削り、1000番の紙やすりで仕上げたら車体の加工は完了です。
今度は屋根の加工をしていきます。まずベンチレーターを移動させるために端のベンチレーターのどちらかをクラフトノコで切り出し、開いた穴をエポキシパテで塞ぎ、ラッカーパテや瞬間接着剤で表面処理をします。乾燥したら800番の紙やすりで削ります。削ったら、ベンチレーターを端からちょうど1㎝の部分に接着します。あとはベンチレーターを移動させた側の裏についている支えが干渉するのでニッパーで切り取ったら、屋根の加工は完了です。
では塗装に移ります。まずサーフェーサーを全体に吹きます。その後屋根をミスターカラーの佐世保海軍工廠標準色で塗装します。
次は車体です。今回、車体を茶色にしたいので、ミスターカラーのマホガニーで塗装します。塗装が乾いたら屋根を戻し、車輪と連結器を取り付け、ネジを絞めたら完成です。
スハフ42(茶)完成です!
いかがでしたか?
今回はスハフ42の作り方を紹介しました。よろしければ参考にどうぞ。